患者対応もスムーズに!診察に便利な簡単英語フレーズ5選

れっさー 診察時の会話フレーズ 医療会話フレーズ

看護師向け!診察時に使える英語フレーズ

医療従事者の方や、海外旅行中に病院を受診する際に役立つ、実用的な英語フレーズを紹介します。

これらのフレーズは、
できるだけ短く簡単がコンセプトです。
患者さんとの会話でスムーズにコミュニケーションを取るための基本となっています。

特に、診察時に使えるフレーズは、現場で役立つこと間違いなしです。

今回の投稿を読むおすすめの人

• 英語での患者対応を向上させたい方
• 海外旅行者で、病院での簡単な会話が必要な方
• 英語を使った医療コミュニケーションに自信を持ちたい方

今回の投稿では、医療英単語①とリンクした単語を使っています。

もしまだ投稿をご覧いただいていない方は、ぜひチェックしてみてください。

診察時に困っていませんか?

英語でどう伝える?

病院での診察時、英語でどう言えばいいのか迷ったことはありませんか?海外旅行中に病院に行く場合や、英語を使う医療現場でのコミュニケーションで、「なんて言えばいいの?」と悩むことはよくありますよね。

この記事では、中学英語レベルでも患者さんとの診察時に使える実践的な英語フレーズを、シンプルにご紹介します。簡単な表現を覚えて、診察をスムーズに進めましょう。

診療時に使える重要フレーズ5選

イラストにて医療現場や日常の診察シーンで特によく使われる表現を紹介しました。

I have an appointment.
(予約があります。)

What brings you here?
(今日はどうされましたか?)

Can you describe your symptoms?
(症状を説明できますか?)
短くしたらWhat’s wrong?

How long have you had pain?
(どれくらい痛みがありますか?)
短くしたらSince when?

The nurse will assist you.
(看護師が案内します。)
短くしたらI’ll help.

短く言う表現なら5フレーズ14単語!

少し使えそうな気がしませんか?
詳しくみていきましょう。

予約しています

れっさー 診察
I have an appointment.

発音)アイ ハヴ アン アポイントメント
意味)予約があります。

よく使う単語の組み合わせ

make an appointment予約を取る
cancel an appointment予約をキャンセルする
confirm an appointment予約を確認する

例文

• I have an appointment at 10 AM.(10時に予約があります。)
• Do you have an appointment?(予約はありますか?)

語源と覚えるヒント

• “appointment”(予約) は、appoint(指名する)+ ment(名詞化)→ 予約のイメージ。

💡「appointment」と「reservation」の違い

どちらも「予約」を意味しますが、使い分けが重要です。
appointment
人との約束に使われる。
病院・美容院・ビジネスの面談など
個別対応の予約を指す。

• reservation
場所や物の確保に使われる。
レストラン・ホテル・飛行機の席など
一般的な予約を指す。

看護師視点のポイント!
病院の受付で「予約はありますか?」と聞くときは、Do you have an appointment? が適切!

今日はどうされましたか?

れっさー 診察

What brings you here?

読み方)ワット ブリングズ ユー ヒア?
意味)今日はどうされましたか?

診察の最初に、患者さんの主訴を尋ねる定番フレーズです。

How can I help you?ハウ キャナイ ヘルプ ユー
も、「どうされましたか?」という意味になりナースコール対応で訪室した時にも使える便利な表現。

よく使う単語の組み合わせ

brings you to the hospital病院へ来た理由を尋ねる
What brings you in today?ここへ何しに来ましたか?


【例文】

• What brings you to the hospital?(病院に来た理由を教えてください。)
• I have a fever and headache.(熱と頭痛があります。)

【語源と覚えるヒント】

brings は「bring(持ってくる)」の三単現。
「何があなたをクリニックへ“連れてきた”の?」というイメージで覚えるとわかりやすい!

症状を説明できますか?

What’s wrong?

読み方)ワッツ ローング
意味)「症状を説明できますか?」

What’s wrong?は直訳で「何が悪い?」です。

教科書によくある表現
Can you describe your symptoms?
ですが!長いので2語で済ませましょう。

【よく使う単語の組み合わせ】

Can you~?

describe your symptoms症状を説明する
explain your condition体調について説明する
talk about your pain痛みについて話す

【例文】

• Please describe where the pain is.
(痛みの場所を教えてください。)
• My stomach hurts, and I feel dizzy.
(お腹が痛くて、めまいがします。)

【語源と覚えるヒント】

describe = de(下に)+ scribe(書く) → 詳しく書き出す → 説明する。「しっかり書くように伝える」と考えると覚えやすい!

いつからですか?

れっさー いつから?

Since when?

読み方)シンス ウェン
意味) いつからですか?

教科書によくある表現
How long have you had pain?
読み方)ハウ ロング ハヴ ユー ハッド ペイン
意味)この痛みはどれくらい続いていますか?
“How long”(どれくらいの期間) を使うことで「いつから続いているのか」を確認

【例文】

• How long have you had this pain?
• Since yesterday.(昨日からです。)

【語源と覚えるヒント】

pain はフランス語の「peine」が語源。
「どのくらい長く(How long)」をセットで覚えよう!

お手伝いします

れっさー 手伝う

I’ll help (you).

読み方)アイル ヘルプ
意味)手伝います。

丁寧に言うならI’ll assist you.のほうがより医療現場で使われます。ヘルプの方が身近で覚えやすい。

【例文】

• I will assist you with the next steps.
(私が次の手続きを案内します。)
• The nurse will assist you in filling out the form.(看護師が書類記入を手伝います。)

【語源と覚えるヒント】

“assist”(手助けする) は、ad(~の方へ)+ sistere(立つ)
→ そばに立ってサポートするイメージ。
「アシスト(assist)= サポート」とセットで覚えよう!

✅よく使う表現

Please let me know if you need any help.
「何かお困りのことがあれば教えて下さいね。」

患者のもとを離れるときにぜひ使いたい表現

完璧じゃなきゃダメ?英語学習のつまずきポイントを考える

私もつまずきました

覚えられないし、発音なんてきれいじゃない・・・単語帳を開いては閉じてを繰り返す日々

完璧にしゃべろうとすると中々言葉がでなかくてモチベーション保てず

「I’ll help.」というと患者さんは笑顔に

「少ない語数でも、なんとか伝わる!」と気づいたのです。

伝えようと思うことが大事

英語学習 重要ポイント

英語学習におけるよくあるつまずきポイントは、

「完璧に話さなきゃいけない」と思い込むこと。

多くの日本人がこの「完璧主義」に陥りがちです。

しかし、実は英語で大切なのは、完璧さではなく、伝えたい気持ちをしっかり伝えること

特に医療現場では、患者さんに思いやりやサポートを感じてもらうことが一番重要

完璧な文法や語彙で話せなくても、少ない単語であっても心が伝わるなら、それが最も大切です。

間違えることを恐れず、自信を持って伝えることで、英語力は確実に伸びます。

完璧じゃなくても大丈夫
大切なのは、あなたの気持ちをしっかり伝えることです。

最後に

今回のフレーズをおさらい!
✅ What brings you here?
 (今日はどうされましたか?)
✅ What’s wrong?(症状を説明できますか?)
✅ Since when?(いつからですか?)
✅ I’ll help.(私が案内します。)
✅ I have an appointment.
 (予約があります。)

5フレーズ、14語で患者対応が可能です!

これらのフレーズを覚えておけば、患者さんとの英語でのコミュニケーションの助けになります。
ぜひ実践で活用してみてください!

実際の診察で使えるように、これらのフレーズを口に出して繰り返し練習してみてください。英語力がアップすれば、患者さんとの信頼関係もさらに深まるはずです!

この記事が役に立ったと感じたら、ぜひ他の『病院で使える!英会話フレーズ』シリーズもご覧ください。

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