【アメリカ生活の調味料事情】日本との違いと料理の工夫-前編-

れっさー アメリカ 調味料 アメリカ

日本との調味料や食材の違いに驚くことが多いです。前編では塩・小麦粉・片栗粉・マヨネーズについての記事です。

特に、アメリカで使われている調味料や食材は日本とはかなり異なりますが、どれも料理をするうえで便利なアイテムばかりです。

今回は、アメリカの調味料や食材に関して、
気づいた点をいくつか紹介していきたいと思います。

この記事がおすすめな人
・アメリカに引っ越したばかりの人
・アメリカの食文化に興味がある人

アメリカでの料理ライフ:調味料と食材の違い

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バレンタイン前のウォルマート店内

アメリカに来て行くスーパーはウォルマート。広すぎる店内。

最初は食材や調味料の名前も、使い方もよく分からず、スーパーで迷子になりました。
日本からアメリカへ来て感じた「調味料の違い」

アメリカでの生活を始めてから、調味料や食材の違いに驚くことが多いです。特に、アメリカで使われている調味料や食材は日本とはかなり異なりますが、どれも料理をするうえで便利なアイテムばかりです。

アメリカの塩の違いとは?ヨウ素入りとなしの違い&用途を解説

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生活と切り離せない塩!

塩はどこでも購入できますが、日本と異なる点があるので紹介していきます。

アメリカの塩にはヨウ素(アイオダイン)を添加した塩(Iodized Salt) と 添加していない塩(Non-Iodized Salt) があります。それぞれの違いを簡単に説明します。

ヨウ素添加塩
(Iodized Salt)
ヨウ素無添加塩
(Non-Iodized Salt)
特徴塩化ナトリウム(NaCl)に ヨウ素(通常はヨウ化カリウム) を加えたもの純粋な塩化ナトリウムのみ
理由アメリカでは 甲状腺機能低下症(甲状腺腫)予防のため、ヨウ素を添加するようになったヨウ素の風味を避けたい料理や、特定の健康上の理由(ヨウ素制限が必要な場合)で使用
わずかに金属っぽい風味を感じることもある
れっさーは違い分からず
シンプルでクリアな塩味
用途一般的な料理や食卓塩ピクルス作りや、製菓・パン作り(発酵への影響を抑えるため)など

日本人は日常的に海藻類(わかめ・昆布)を摂取しており、不足する心配がないのです。ちなみに日本では食品添加物にヨウ素の使用は認められていないので、購入できません。

ヨウ素添加・無添加どちらを選ぶ?

• 日常の料理
 → ヨウ素添加塩(Iodized Salt)でOK
• 繊細な味の料理やパン・お菓子作り
 → ヨウ素無添加塩(Non-Iodized Salt)がベター
• 健康上の理由でヨウ素摂取を控える必要がある
 → ヨウ素無添加塩を選ぶ。

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何も書かれていない場合は
Iodized Saltであることが多い。
Non-Iodized Salt を使いたい場合は、
ラベルをよく確認しましょう!

左:ヨウ素添加あり
SUPPLIES

右:ヨウ素無添加
DOES NOT SUPPLY‘と記載されている。

小麦粉:All Purpose Flourの活用法

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続いては小麦粉です。

日本では「薄力粉」「強力粉」と種類が分かれていることが多いですが、
アメリカでは
All Purpose Flour(オールパーパス フラワー)」
という種類が一般的に使われています。

この小麦粉は、日本でいう中力粉

ケーキやパン、さらにはソースのとろみづけにも使える万能型なので、特にアメリカでは非常に重宝します。

日本の小麦粉に比べて少し質感が異なるため、最初は少し戸惑うかもしれませんが、使い方に慣れるととても便利です。レシピも調べればすぐに出てきます。

買い分けるのがめんどくさいので、私は「All Purpose Flour(オールパーパス・フラワー)」しか購入していません。これがあれば、パン作りやお菓子作りも特に困りません。

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中力粉で作ったワッフルとパン

アメリカの小麦粉種類一覧

英語表記使用用途
Cake Flour
ケーキフラワー
軽くてふんわりとしたスポンジケーキや繊細な焼き菓子
Pastry Flour
ペストリーフラワー
パイ生地やクッキーなど、サクサクとした食感のお菓子作り
Self-Rising Flour
セルフライジングフラワー
中力粉+ベーキングパウダー:パンケーキやビスケットなど、膨らませる必要のあるレシピに便利
Semolina Flour
セモリナ粉
主にパスタ作りに使用される
Whole Wheat Flour
全粒粉
栄養価が高く、パンやマフィンなどヘルシー志向のレシピに

片栗粉の代わりにCornstarchを使う

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ウォルマートのプライベート1.92ドル(約300円)/450g

とろみのついたあんかけ・カリッとしたから揚げを作るために欠かせないのが片栗粉。

片栗粉は英語で「potato starch」または「starch」ということが多いですが、普通のスーパーではなかなか出会えない。

そんな時には「Cornstarch(コーンスターチ)」を使います。

日本の片栗粉とは若干違い、粘度が少し薄く、白っぽくなってしまうので、調整が必要な場合もありますが、こちらも非常に一般的な食材です。

炒め物やとろみをつけるときにはとても役立つアイテムです。

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麻婆豆腐もしっかりとろみをつけられます

マヨネーズ:日本とは少し違う味わい

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セールで3.7ドル(570円)で購入

マヨネーズに関しては、日本のものとは少し味が違います。

アメリカのマヨネーズは、比較的薄味でさっぱりとした感じがあり、日本のように濃厚ではありません。

少し高いですが「キューピー」のマヨネーズは、アメリカでも手に入るので、懐かしい味が恋しくなったときにはおすすめです。
日本のマヨネーズとはまた違う種類が多いのでいろいろ試してみると面白い発見があるかもしれません。

最後に

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いかがでしたか?

今でもスーパーに行くといろいろな調味料をみているだけでも楽しく過ごしています!

寒い時期はコーンスターチでとろみをつけたスープが身体を温めてくれるので是非試してみてくださいね!

物価高の今。
外食も高い!れっさーも外食は週1回程度…

みなさん自炊を頑張っていきましょう!!

この記事を参考に、紹介したもので日本の味を再現するお手伝いができれば嬉しいです。

おすすめの調味料があれば教えて下さいね。

ちなみにパン粉はPANKOで売っていました。

れっさー

看護師。
「医療×英語」をテーマに、現場で役立つ英語表現や実際に海外で経験したシーンをわかりやすくお届中。医療従事者の方だけでなく、海外旅行が好きな方にも役立つ情報をお届けできるよう運営中。

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