海外にハガキや荷物を送りたいけど、宛て名書きだったり重さによっても値段が変わるなんて!!配送をやめたくなっているそんなあなたへ!
今回はアメリカから日本へ手紙(ポストカード)や荷物を送る方法を分かりやすく料金比較表にて解説します!
実際に日本⇔アメリカに届いたハガキも公開。
この記事から分かる事
・海外⇔日本への発送方法を比較
・配送方法による特徴や料金
・重量別おすすめの発送方法

私も重さによって値段も変わるし…どう送ればいいのかと毎回悩んでいたので、まとめてみました!
国際メール・宛名の正しい書き方

エアメールでの書き方から。
切手の値段が不明な場合は郵便局で確認が◎
日本から海外へ

①「Air Mail」を明記
✅目立つように赤色で“Air Mail” や “Air Mail to USA(国名)” と書く。(日本の郵便局やアメリカの郵便局が航空便として認識しやすくなる。)
② 宛先住所
✅英語表記で記載!
• Taro Yamada(宛名)
• 100 Vin Ave, Los Angeles, CA 90012(住所),U.S.A.(国名)
• 住所の順番は番地 → 通り名 → 都市名 → 州名 → 郵便番号 → 国名の順。
③ 切手を貼る
・日本の郵便切手を貼り、必要な料金分を支払う。はがき25gまでは140円。詳細はこちら日本郵便料金表
差出人の住所はなくても届きました。
海外から日本へ

①「Air Mail」を明記
・赤色で“AIR MAIL to JAPAN” と記載。
✅不安なら2か所に記載してもOK
② 宛先住所
左上:差出人の住所
番地 → 通り名 → 都市名 → 州名 → 郵便番号 → 国名の順
✅Fromを住所の前につけて、差出人と分かりやすく
右下:宛先の住所
日本語で書いてOK
③ 切手
アメリカの郵便物では切手は右上に貼るのが一般的。1.65ドル(約250円)。
✅切手はUSPSだけでなくスーパーやお土産店でも購入可能。
④最寄りの郵便ポストに投函Ok(ポストの投函口は一つしかありません。)

私は不安なので2か所にAir Mail to Japanと記載。
約10日で日本へ届きました!
5つのステップ国際便を送るまでの流れ

続いて、書類や荷物を送る場合について解説していきます。手順は5つです。
・国や地域ごとに制限があり、事前に確認必須。
✅送付前に必ず確認。ヤマト運輸は食品NGと言われたことあり。
・重さ、大きさ、発送方法によって値段変動。
・海外発送には、送り状や税関告知書、インボイスなどの書類が必要。
・オンラインで作成可能。
・長時間の輸送に備え、頑丈に梱包。
・水濡れ防止にビニール袋を活用。
・最寄りの郵便局や集荷場へ持ち込みor集荷依頼
ステップ1 | 送付可能な品目

全世界共通で送れないものの例
• スプレー缶 • 香水 • 花火・クラッカー • アルコール濃度24%以上の飲料や製品 (例:日焼け止め、マニキュア) • 電子タバコ • モバイルバッテリー など |
アメリカ合衆国向けに送れないものの例
• 生鮮食品 • 銃器・弾薬 • 麻薬や覚醒剤 • ポルノグラフィックな内容の物品 • 偽造品や海賊版ソフトウェア など |

日焼け止めに含まれる成分が税関にて止められます。ものによっては可能な日焼け止めもあるそうですが、規制は日々変化、窓口の方によると税関で止められるリスクが高いと。送らない方が無難だとおもいます。
ステップ2 | 発送方法の選択

発送方法を検討するうえで抑えるべきポイント
・配送方法、補償内容(船便、航空便など)
・重さ、容量によって料金が変わる
日本からアメリカ本土への配送方法
・EMS(国際スピード郵便)
最速、高いが安心な配送方法。
・航空便、ヤマト運輸
SAL便より優先的に配送される。
・SAL(エコノミー航空便)
航空便より安いが、配送に時間がかかる。
・船便
最安値。1~3ヶ月かかることも。
基本的に日本郵便かヤマト運輸で送ることが多いので2社のサービスで比較。
急ぎの場合は料金は高めですが佐川急便、EMS、DHL、FedEx、UPSなどのエクスプレスサービスもあり。
発送方法 | 到着目安 | 追跡・補償 |
---|---|---|
EMS(国際スピード郵便) | 3~6日(5~10日かかる場合あり) | 追跡あり・補償あり(2万円まで、追加料金で最大200万円) |
航空便(日本郵便) | 6~13日 | 追跡なし・補償なし |
SAL(エコノミー航空便) | 2~3週間 | 追跡なし・補償なし |
船便(日本郵便) | 1~3ヶ月 | 追跡なし・補償なし |
ヤマト運輸(国際宅急便) | 7~10日 | 追跡あり・補償あり |
📌発送方法のポイント
・最速で届けたい→EMS、補償もあり
・コストを抑えつつ早めに届ける→航空便やヤマト運輸
・安くしたい→SALや船便(到着は遅め)
・ヤマト運輸:日本→アメリカの速達便なし
🐈ヤマト運輸の注意点
ヤマト運輸は、荷物のサイズによっても料金が異なります。容量が大きな荷物を送る場合、日本郵便の方が安くなることもあります。同じ重さの荷物でも、サイズによって料金が変わることがあるので、事前に料金を確認が◎。
私は以前、食品を送ろうとした際にヤマト運輸で断られたことがあります。食材や飲み物など、運送できない場合があるので、送る前に確認しておく方が無難。
料金比較表
アメリカ本土への発送方法ごとの料金比較

娘に送ろうと思うと毎回重さに悩むんです。重さによって値段も変わるし…

私も毎回悩みます…。
ヤマト運輸は大きさでも値段が変わるし難しい…重さ別料金を表にまとめてみました。
●書類 CD・写真などは不可、あくまで書類のみ
配送方法 | 料金 | 追跡サービス | その他 |
---|---|---|---|
EMS | 5,300円 | あり | 約12日 |
国際eパケットライト | 2,040円 | あり | 約19日 |
国際特定記録付小形包装物 | 1,670円 | あり | 約19日 |
定形外 | 1,260円 | なし | 約19日 |
定形外(国際書留) | 1,720円 | あり | 約19日 |
ヤマト書類パック | 1,600円 | あり | 1kgまで一律料金 約13日 |
●重量別比較
(参考)3〜5kgの目安 季節の衣類(ジャケット・セーターなど) シューズ1足 インスタント食品や調味料のセット お土産用のお菓子詰め合わせ |
発送方法 | 500g | 5kg | 7kg | 10kg | 到着目安 |
---|---|---|---|---|---|
EMS(日本郵便) | 3,900円 | 14,900円 | 19,900円 | 26,400円 | 3~6日 |
航空便(日本郵便) | 3,150円 | 10,400円 | 14,450円 | 20,050円 | 6~13日 |
SAL(日本郵便) | 2,750円 | 8,250円 | 11,400円 | 15,700円 | 2~3週間 |
船便(日本郵便) | 2,400円 | 7,200円 | 9,600円 | 12,600円 | 1~3ヶ月 |
ヤマト運輸(国際宅急便) | 3,200円 | 10,600円 | 15,200円 | 21,200円 | 7~10日 |
📌 料金のポイント
・重さ、容量によって料金が変わる
・最安は船便だが、急ぎには向かない
・速さ重視ならEMSだが、料金はかなり高め
(SALは2025年3月時点で取り扱い停止中)
日本郵便▶国際郵便 | 日本郵便株式会社
ヤマト運輸▶国別ガイド|ヤマト運輸
【割引情報】各社HPより
日本郵便:1度に10個以上で適応
ヤマト運輸:営業所へ持ち込みされた場合のみ適用されます。
国際宅急便は、持込割(お荷物1個につき100円減額)が適用。
※その他の割引は、適用されません。

ヤマトのほうが料金は安いですが、HSコード番号(輸出入に用いる内容品の番号のこと)が必要で、自分で調べる必要がありました。コード記載も厳しく、結局日本郵便にしました。
【アメリカから】料金・荷物別比較
●USPS(アメリカ郵便)
サービス名 | 料金 | 最大重量 | 配送日数 | 補足事項 |
---|---|---|---|---|
Priority Mail Express International | 重量・サイズ・送付先による(例:1ポンドで$59.50~) | 70ポンド(約31.75kg) | 3~5営業日 | 追跡・返金保証あり。商品によりで最大$200の保険が含まれる。 |
Priority Mail International | 重量・サイズ・送付先による(例:1ポンドで$30.90~) | 70ポンド(約31.75kg) | 6~10営業日 | 追跡あり。商品により最大$200の保険が含まれる。 |
First-Class Package International Service | 重量・サイズ・送付先国による(例:1ポンドで$17.85~) | 4ポンド(約1.8kg) | 2~3週間 | 軽量荷物向け。追跡サービスはオンライン発送時のみで、一部の国でのみ利用可能。 |
Airmail M-Bags | 重量・送付先国による(例:11ポンドまでで$26.95~) | 66ポンド(約30kg) | 不明 | 新聞・雑誌・書籍などの大量送付向け。追跡サービスなし最低重量は11ポンド。 |
荷物の追跡更新が遅れることがある。
3kg以上の場合、FedExやDHLの方が早く確実。

書類+追跡サービスはUSPSで
First-Class Package International Serviceで約21ドルでした。
●FedEx / DHL / UPS(民間の国際宅配便)
追跡保証あり
発送方法 | 配達日数 | 料金(例) | 特徴 |
---|---|---|---|
FedEx International Priority | 2~5日 | 2kg 約140ドル / 5kg 約200ドル | 高額だが信頼性が高い、最速、ビジネス利用が多い |
DHL Express Worldwide | 2~5日 | 2kg 約130ドル / 5kg 約190ドル | 商業貨物向け、速さと信頼性が高い |
UPS Worldwide Expedited | 3~7日 | 料金はFedExと同程度 | 大型荷物向け、費用対効果が高い |
●ヤマト運輸U.S.A
追跡サービスあり
サービス名 | 料金 | 配達日数 | 特徴 |
---|---|---|---|
国際宅急便(国際エクスプレス便) | 例:アメリカ→日本で2kg 約$40~50 | 約3~5日(目的地により異なる) | 速達であり、配送状況の追跡が可能。高価な商品にも適した補償がついている。 |
国際小包(エコノミー) | 例:アメリカ→日本で2kg 約$30~40 | 約5~7日(目的地により異なる) | 経済的な配送方法。速達ほど早くはないが、リーズナブルな料金。 |
国際eパケットライト | 例:アメリカ→日本で1kg 2,040円 | 約5~7日(目的地により異なる) | 小型軽量の荷物向け。安価で、書類や軽量小包の発送に最適。 |
✅ヤマト運輸は近くに支店があれば持ち込めば安い!
1.オンラインで申し込み
公式サイトから発送手続き可能。オンライン送り状もあり。
クレジットカードで支払い可能。
2.荷物の梱包とラベル記入
オンラインで発行された番号を箱に記載。
3.荷物の持ち込み
最寄りにヤマト運輸支店に持ち込み。
近くにない場合はUPSの支店で扱える場合もあるが上記料金に追加料金が必要となる。
最寄りの取扱店はヤマト運輸 | アメリカ取扱店
📌 アメリカ → 日本配送方法のポイント
USPS Express 3~5日 約100ドル あり 速いが料金高め
USPS Priority 6~10日 約75ドル あり コスパ◎
FedEx / DHL 2~5日 約140ドル あり 高額だが確実
ステップ3 | 関税・インボイス(税関申告書)の手続き

重量もしっかり確認されました。きちんと確認しましょう。
📌 インボイスの書き方(共通ポイント)
• 品名、数、重量は具体的に記載
(×Gift → ○T-shirt)
• 価格の記入が必須、正確でなくても良い
(200ドル以上は関税対象)
• 個人利用の場合「Personal Use」と記載
・HSコード番号(輸出入に用いる内容品の番号のこと)が必要
📌 関税を避けるコツ
• 書類や中古品は関税対象外になりやすい
• 「ギフト」として送る場合でも高額品は関税の可能性あり
ステップ4 | 梱包
荷物を海外に送る場合、長時間の輸送に耐えるようにしっかり梱包することが重要。
✅集荷場で、中身とインボイスの確認あり。
✅取り出しやすく、封をしない
段ボールやプラスチックケースを使ってしっかり梱包。
段ボールはホームセンターなどで購入可能。料金に合わせてサイズを考えましょう。
・壊れやすいものや隙間
→衝撃吸収材(エアキャップ、クッション材など)
・ビニール袋を使って水濡れ防止
ステップ5 | 発送
集荷場にて荷物・インボイスの確認。
🦊れっさーの英語の学び|ここで役立つ英語フレーズ3つ!

荷物発送に使えるフレーズ3つ&単語をまとめました
1. 国際切手は買えますか?
Can I buy international stamps?
「Can I 〜?」=「〜できますか?」の定番パターン。
「international stamps(インターナショナル スタンプス)」で「国際切手」を表します。
お土産ショップで買える場合もある
2. 送料はいくらですか?
How much is the postage?
「How much is 〜?」=「〜はいくらですか?」
「postage(ポスティッジ)」は郵便料金の意味です。
3. 送れないものですか?
Is this not allowed to send?
「Is this 〜?」で「これは〜ですか?」
「not allowed to send」で「送ることが許されていない」=送れない。
シンプルに言う場合は
Can I send this?
(これ送ってもいいですか?)
まとめ|最適な発送方法を選ぼう

AIR MAILは赤く大きく書くと安心です。私のように不安なら2か所にかいてもちゃんと届きますよ!
ポイント
・日本→アメリカ
✔ 日本郵便は食品もおくりやすい
・アメリカ→日本
✔ USPSは安いが遅延リスクあり、トラッキング(追跡)サービスで安心
日本とアメリカ間の発送は、荷物の内容や優先事項によって最適な方法が変わります。状況に合わせて、最適な発送方法を選びましょう。
ぜひ家族や友達に素敵なメッセージや荷物を送ってみましょう!
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