アメリカで子どもからシニアまで大人気のスポーツ、それがピックルボール

ピックルボール?

スポーツなんですか?
初めて名前を聞いた…という人も多いのでは?
私自身、友人に誘われるまで全く知らなかったのですが、実際に体験してみたら「テニスと卓球の間」みたいで想像以上に楽しい!
でも、ルールや得点の仕組みがちょっと独特!
初心者でも初日から楽しめるよう分かりやすくルールを記事にしました!
試合中に使える英語フレーズもあります
この記事がおすすめの人
・ピックルボールについて知りたい人
・気軽にできる運動を探している人
気軽にできるのもほんとうにおすすめポイント
アメリカで運動不足だなという方はぜひ試してほしい運動です。
ピックルボールどんなスポーツ?初心者でも楽しめる理由

ピックルボールは
- テニスと卓球の間
- バドミントンコートと同じくらいのサイズ
- ダブルスが基本、1ゲーム15分ほど
1965年にアメリカで誕生し、現在ではシニア層から若者まで幅広い世代に楽しまれています。小さめのコートでプレーするため、運動量が適度でありながら戦略性が求められるスポーツ!
アメリカでは
- 約4,800万人以上がプレイ経験あり(約7人に1人!)
- うち常時プレイしている人は1,000万人以上
- 2021年から3年連続で「アメリカで最も成長しているスポーツ」に選出!
- プロリーグあり、セレブも楽しんでいる

日本では2万人ですが年々競技人口が増えているようです!
ダンディなおじさまから妊婦の人までみんな大好きなのです!
日本ピックルボール協会は2015年創立のようです一般社団法人日本ピックルボール協会
初心者でもすぐ楽しめる理由
- 何歳でも楽しめる
- ラリーが続きやすい
- コートが小さく動きすぎずに済む
- ダブルスが基本なので、チームメイトがサポートしてくれる

コートが狭いのでテニスのように走り回らなくても良い。
チームの中には70代の方も20代と一緒に楽しんでいます!
ピックルボールに必要なのはラケットとボール

- パドル(ラケット):テニスより小さく、卓球より大きいラケット
- ボール:プラスチック製の穴あきボール(屋外用と屋内用あり)
- ネットとコート:バドミントンくらいのサイズのコート

チームに参加するなら、最初はラケットがあればOK
ラケットはウォルマートでも5ドル~購入可能!高いものだと200ドル!
ピックルボール初心者、よくある悩み

- 初心者でも大丈夫?
- そもそもルールは?
- どんな道具を使うの?
- どうやって得点が入るの?
- サーブはどっちから?何回できるの?
- 「キッチン(ノーボレーゾーン)」って何?
基本はダブルスなので、チームメイトがサポートしてくれるので初心者でも最初から楽しめます!
ルールは比較的分かりやすい

何も分からない状況で参加しても最初の1ゲーム目でもとても楽しめました!
男女のミックスでも楽しい。思いっきり打ってもテニスのような剛速球にならないのがいろいろな人が楽しんでいるのも納得~打つのが爽快ですよ!
ポイントごとに分かりやすく解説していきます!
【ダブルス】ピックルボールのルール
ダブルスでのプレーがほとんどなので、ダブルスのルールを説明していきます。
細かいルールはあるのですが、最初に抑えておきたいのは
✅ サーブは対角線上に打つ
✅ サーブ後の最初のリターンを相手は1バウンド後に返す
✅ ボレー(ノーバウンドで打つ)が禁止ゾーンがある
サーブ

- アンダーハンドで打つのがルール(腰より下から打つ)
- ベースラインの外から打つ
- サーブは対角線の相手コートへ
- サーブは1バウンドで相手コートに入れる
サーブを打つときはワンバウンドさせてから打ってもOK
バウンドルール(ダブルバウンドルール)

- サーブ → 相手が1バウンドさせてリターン
- リターン → サーバー側も1バウンドさせてから返す
- → この最初の2バウンドが必須!
ノーバウンドゾーン(キッチン)

- ネットから両側7フィートのエリア(“ノンボレーゾーン”)の中ではボレー(ノーバウンドで打つ)禁止!
- ボレーを打った後でも入っていたらアウトになるので注意!
サーブでの1バウンド→リターンでの1バンド後はノーバウンドでも打ってOK
ノーバウンドの打ち方はテニスでのボレーやスマッシュのようにノーバウンドのボールを返します
ちょっと難しいルール

- 得点の数え方、サーブ側にしか得点が入らない!
- サーブの順番と位置
これらのルールは不思議でなれるまでに時間がかかりました。
最初はチームメイトのサポートがあるので一生懸命覚えなくて全然大丈夫!
基本的な動きに慣れてきたら、これらのルールを学ぶとゲームがさらに面白くなりますよ。
得点について
- サーブをするチームだけが得点を得ることができる
- 得点は1点ずつ進み、11点先取が基本(試合によっては、異なる場合も)
サーブ側だけ得点GET
ラリーに勝っても、サーブしていない側は点が入らない!
得点が入るのは、サーブしているチームだけ!
たとえば…
でも、サーブしてないチームがラリーに勝っても、点は入らず、サーブ権が移るだけ!
チームAがサーブ中 → ラリーに勝てば Aに1点!
チームBがサーブ中 → ラリーに勝てば Bに1点!

サーブ側でなければ得点に加算されないのが分かりにくいところです…。
得点の数え方

- 「3-2-1(スリートゥーワン)」 のように数えます。この数字は以下の意味です:
- 1つ目:サーブをするチームの得点
- 2つ目:相手チームの得点
- 3つ目:サーブするチームの「サーバー番号」(1番サーバーか2番サーバー)
同じカウントでも意味が違う

例えば、もしチームAがサーブをしていて、点数が「3-2-1」なら、チームAが3点、チームBが2点、サーブをしているのはチームAの1番サーバー。
チームBがサーブの場合は点数が「3-2-1」なら、チームAが2点、チームBが3点、サーブをしているのはチームBの1番サーバーだという意味です。
✅サーブ側の得点が先に来る!
サーブの順番と位置:ダブルス

最初に流れを紹介
次に図を用いて説明します!
ゲームスタート時の特別ルール
- ゲームが始まると、最初にサーブをするのはチームAの1人目だけ
- 最初にサーブした人がミスした場合、相手チーム(チームB)にサーブ権が移動
これは試合をフェアに進めるための調整だそうです
【それ以降のサーブの流れ】
- ゲームが進んでいくと、サーブは2人分の交互サーブになります。
- サーブは コートの右側にいる人から(サーバー①になり) スタート。
- 得点が入るたびに、サーバー①とサーバー②は左右を交代。
- 得点できなかった場合、サーブの担当がサーバー②に移るが左右は交代せずサーブ。
- サーバー②もミスしたら、サーブ権が相手チームに移る。

サーブの順番は必ずしも同じではないのが難しい。
あくまでサーブ権を取った時のコートの右側の人がサーバー①になります!
ゲームの流れで得点と位置をイメージしよう
実際の試合の流れをもとに説明します。
ゲーム開始

- チームAの 右側のサーバー① がサーブを打つ
- サーブが成功して、ラリーに勝てば Aチーム1点ゲット!
サーブ側二人ともコートの外の理由
→バウンドルール(ダブルバウンドルール)があるから!
得点後にポジション交代

- 得点を取ったので、サーバー①とサーバー②は左右のポジションを交代
- 同じサーバー①が今度は左側からサーブ
✅最初にサーブするチームは最初のみ1人で交代となる!
✅最初だけ変則的です!!!
ミスしたら相手チームにサーブ権が映る

- ラリーに負けて点が取れなかった場合、Bチームにサーブ権
- Bチームの右側からサーブ(サーブ①)
★Bサーブ①→Bがポイントの場合

- サーバー①は左右の位置交代
★Bサーブ①→Aがポイント

- サーバー②に交代
- サーバー②はポジションをそのままでサーブ
サーバー②もミスしたら…
- サーバー②もミスした場合、相手チームにサーブ権が移る。
【覚えやすいコツ】
「右側からサーブ① → 得点したら左右交代&サーブ①が続けてサーブ → ミスしたらサーバー② → ②もミスしたら相手に交代」
これを覚えておけば、サーブの流れはバッチリ!
ピックルボール中に使える英語フレーズ

●よく使うフレーズ
シーン | フレーズ | 意味・使い方 |
---|---|---|
1. ナイスプレーに | Nice shot! | いいショット! |
2. ラリー中 | Mine! | (自分が打つとき)「私!」 |
3. サーブ時 | Serve’s up! | サーブいきます!的な合図 |
4. スマッシュに | Smash it! | 強く打って! |
5. 点が入った | Got it! / We got a point! | やった!点が入った! |
6. 惜しかった時 | So close! | 惜しい!もうちょい! |
7. ファウルやミス時 | My bad! | ごめん!(自分のミス) |
8. ナイス判断 | Good eye! | (アウトを見極めて)いい判断! |
9. ラリーのテンポアップ | Let’s keep it going! | この調子でいこう! |
10. 勝負所 | Game point! | ゲームポイントだよ!集中! |
●チームメイトへの声かけ英語(ペアプレイで使える)
フレーズ | 意味・ニュアンス |
---|---|
You got this! | あなたならいける!がんばって! |
Let’s switch! | ポジション交代しよう! |
I’ll cover the net. | ネット前は任せて! |
Good job, partner! | いいプレーだよ、相棒! |
Let’s try that again! | もう一回やってみよう! |
運動も英語力も一緒にあげちゃいましょう
まとめ|気軽に始めてみよう

ピックルボールは、ルールのポイントさえ押さえれば誰でも楽しめるカジュアルスポーツ。
ラケットは5ドルでも購入可能!
ボールを打つ感覚や早い試合展開が楽しい!
基本ルールと得点の数え方だけはちょっとだけ予習しておくと、グッと楽しくなります!
- サーブを打つときは、必ずベースラインの外から打つ。
- サーブは対角線の相手コートに向かって打つ。
- 得点できた場合、同じサーバーがポジション交代後、次のサーブを打つ。
- 得点できなかった場合は、サーブの担当が交代。
- 両方のサーバーがミスすると、サーブ権が相手チームに移る。
\今週末、気軽にピックルボールデビューしてみませんか?/
☟アメリカで見つけた日本でよく使う調味料の代用品
☟2025年4月 ドジャース観戦 荷物について
コメント