
海外駐在何から手を付けよう…仕事もしてるし時間がない。

住民票、年金…お金のこと分からない!!
駐在が決まると、準備がたくさんありますよね。
特に、仕事をしていると、時間を確保するのが難しい。
住民票や年金の手続き、金銭面での不安など、何から手を付けていいか分からない方も多いでしょう。
この記事では、忙しいあなたが効率よく駐在への準備を進めるためのお手伝いをします。
この記事から分かる事【アラサー子なしさん向け】
・時系列別やること
・必須手続き
(保険、住民票、銀行・カード)
・年金の支払い
・国際運転免許の取得方法
私は準備期間3か月+フルタイムで仕事をしていたので休みの日に詰め込んで準備をしていました。
駐在準備をスムーズに進めるための時系列別ガイドを紹介します。できるだけ早くやる事
・2週間~1か月前まで、2週間前の渡航前に分かれています。
駐在に向けてやるべきこと一覧

アメリカ駐在準備チェックリスト
【できるだけ早くやること】
・ビザの取得
・パスポートの有効期限確認
・予防接種・健康診断
・仕事関係への手続き
【数ヶ月前〜2週間前】
・家、車を売るか残すか
・銀行口座・クレジットカードの海外対応確認
・海外保険を利用するか、現地の医療保険に加入するか
【出発〜2週間前】
・健康保険・年金の確認、役所への手続き
・ESTAの登録
・国際運転免許証の取得
・携帯の手続き
・荷造り
できるだけ早くやること

パスポートの有効期限確認
アメリカ入国には、パスポートの残存期間が6ヶ月以上必要。万が一期限が切れそうなら早めに更新を!飛行機を予約・ビザ申請にも必要となります。
✅申請して一か月以上かかる場合も。
ビザの取得
駐在員ビザや帯同家族のビザの申請が必要です。ビザの種類によって手続きが異なるので、事前に会社や大使館に確認しましょう。
・職場への通知
辞める時期など調整を。
配偶者の海外赴任で休職扱いになる場合もあり!担当部署などに確認を!
・予防接種・健康診断
アメリカ駐在に際して、特定の予防接種が法的に義務付けられているわけではありませんが、健康と安全を確保するために、以下の予防接種や健康診断も検討しましょう。
麻疹・風疹・おたふく風邪(MMRワクチン)などの感染症は、アメリカでも発生しており、予防接種による免疫が重要です。心配な方はトラベルクリニック(海外渡航者向け)や企業の担当者に相談を。

子どもの頃にワクチンは接種。渡航前に抗体値(体の中で病気を防ぐ力)が低いことが分かりました。
そのため、もう一度ワクチンを打つことに。自己負担なので検査も必要だったので、高くつきました。
数か月前~2週間前まで
数か月前~2週間前までにやるべき4選を紹介していきます。

だんだんと駐在の現実味が帯びてくる時期。
お金関係が絡んできますので早めに取り掛かりたいところ。
家・車
・賃貸の場合は引き払うのか、荷物の保管場所
・車を売るのか残すか
✅残す☞税金の支払い・管理を依頼する人を見つける。
銀行口座・クレジットカードの海外対応確認
日本の銀行口座がアメリカで利用できるか、またクレジットカードの海外利用ができるかをチェックしておきましょう。
新たにクレジットカードを作成も2週間以上かかるので早めに取り掛かりましょう。
現地銀行口座の開設準備と送金手続き
送金に伴ってお手持ちの銀行で必要な手続きの有無を確認。
Wiseは送金手数料を抑えることができますよ。
アメリカでの銀行口座を開設するためには、SSN(社会保障番号)が必要な場合があります。早めに準備をしておきましょう。渡航後窓口で手続きをして開設し、日本の銀行から送金をしました。
日本の銀行口座やクレジットカードはそのまま使える?
- クレジットカード: 海外対応のものを選び、国際ブランド(VISA, MasterCard, AMEX)を確認。
- 銀行口座: 日本の銀行口座は維持可能だが、海外送金や引き出しの手数料に注意。
- 現地口座の開設: アメリカの銀行口座(Bank of America, Chaseなど)を作ると生活が便利。
れっさーは、安いときに外貨を安いタイミングで手数料数十円で為替可能なソニー銀行(ネット銀行)のカードを使用しています。お問い合わせから連絡頂ければ紹介コードの入ったメールをお送りいたします。
仮想通貨
マネーロンダリング防止のため国外からCoincheck・メルカリビットコインアクセスは、アプリ上でも送金・売買ができなくなります。
海外保険
- 日本の健康保険はアメリカでは適用不可
- 渡航前に健康保険の継続可否を確認
- 国民健康保険は継続可能だが、日本国内の医療費補助のみ適用
海外保険の確認
会社の海外保険を利用するか、現地の医療保険に加入するかを選択します。自分に合ったプランを早めに決め、カバー範囲を確認しておきましょう。
✅現地の医療保険が安い場合もあり

夫の会社が決めた保険に加入しました!
出発~2週間前まで

役所での手続き|健康保険・年金・住民票
アメリカでは、日本の健康保険は基本的に適用されません。そのため、渡航前に健康保険と年金についてしっかり確認しておく必要があります。
14日前~出発までに必ず手続きをしましょう。
重要なポイント2つ
・健康保険・年金の継続可否を確認
・住民票の除籍は滞在期間に応じて判断
国外転出届・住民票
あなたは海外滞在は1年以上ですか?
➡ はい → 【A:海外滞在1年以上】へ進む
➡ いいえ → 【B:海外滞在歴1年未満】へ進む
- A:海外滞在1年以上
- 住民登録をしている市区町村役場で国外転出届を提出して住民票を除籍
- メリット:住民税・国民健康保険料の負担軽減
- デメリット:年金制度の影響あり
- 手続き:出国前14日以内に市区町村役場で届け出
✅マイナンバーは穴を開けられ使用できなくなる。帰国後に申請が必要。
【必要書類】 ・転出届 ・窓口で手続きする人の本人確認書類 (運転免許証、パスポートなど) ・マイナンバーカード(交付を受けている場合) ・出国日を証明できるもの ・委任状(代理人による手続きの場合) |
- B:海外滞在1年未満
- 住民票維持でOK。
- メリット:特別な手続き不要。
- デメリット:住民税を払う。
在留届
赴任先国での滞在期間が3ヵ月以上である場合には、現地の日本国大使館または総領事館に「在留届」を提出することが法律で義務づけられています。
届出は現地の日本国大使館または総領事館の窓口または郵送、オンラインでおこなえます。
年金
年金の手続きは条件で異なります。
まずは以下のフローチャートを確認
- あなたは会社員または公務員ですか?
➡ はい → 【①厚生年金・共済年金】へ
➡ いいえ → 次の質問へ - あなたは自営業・フリーランス・学生・無職ですか?
➡ はい → 【②国民年金】へ
➡ いいえ → 次の質問へ - あなたは家族の扶養(第3号被保険者)に入っていますか?
➡ はい → 【③家族の扶養】へ
【厚生年金・共済年金】(会社員・公務員の場合)
会社を休職扱いで海外に行ける妻or夫さんも
【住民票維持】 住民票を維持している限り、国内の勤務先の年金制度に加入します。 保険料の取り扱い: 保険料は給与から自動的に天引きor振り込み |
【住民票を抜く】 居住地が国内でないため、適用対象外となる場合がある。 保険料の取り扱い: 給与からの天引きは停止されます。 注意点: 年金の加入資格を失う可能性があり。国民年金の任意加入を検討する必要あり。注釈※ |

会社は休職扱い+半年の滞在なので、住民票抜かず。厚生年金は振込み。住民税は明細が実家に届くようにして、父が払ってくれました。
【国民年金】(自営業・学生・無職の場合)
仕事をやめてついてく場合
【住民票を維持】 国民年金の加入義務が継続し、保険料を支払う必要あり。 |
【住民票を抜く】 国民年金の加入は 任意となる。 任意加入する場合 ・保険料の自己負担が必要。任意加入も可能。注釈※ 任意加入しない場合 ・保険料の支払い義務なし。将来の年金額は下がる可能性。 |

役所で住民票抜く際、年金について聞くと担当の窓口を教えてもらいました!不安なら窓口で手続きが確実!
オーストラリアは、仕事も辞めていたので国民年金+住民票を抜くパターン。将来の年金額を考慮し、国民保険は任意加入しました。
【家族の扶養】(第3号被保険者の場合)
【住民票を維持】 夫が日本の企業に在籍し、厚生年金に加入していれば扶養のまま継続可能。 保険料の支払い義務なし。 |
【住民票を抜く】 第3号被保険者の資格を喪失する可能性あり。 扶養から外れる場合は、 国民年金の任意加入を検討する必要あり。注釈※ |
注釈※将来の年金受給額や資格などを考慮し考えましょう。
いろいろなサイトで国民年金の任意加入で解説されていますので、最新の情報をご確認ください。
このサイトでは軽く触れる程度とさせていただきます。海外への転出|日本年金機構についてはこちら。
✅ 厚生・共済年金の人 → 住民票の有無に関わらず、会社に在籍していれば自動的に継続される。
✅ 国民年金の人 → 住民票を抜くと加入は任意に。年金を受け取りたいなら「任意加入」を検討!
✅ 夫の扶養の人 → 住民票を抜くと扶養から外れる可能性あり。夫の勤務先に要確認!
介護保険
40歳以上の方は介護保険の手続きもありますが転勤により日本国内から外国へ転居した場合については、外国勤務又は国内勤務を命じた事業主が被保険者の代わりに届書を記入して提出することができます。
詳しくはこちら海外へ転勤または転職するときの手続き|日本年金機構
携帯の手続き
国内の携帯電話を継続するか検討を。
私は楽天モバイルでしたが、使用しなくても月1000円ほどかかるのでPOVOに乗り換え。
アメリカでも無料でSMSメッセージが受け取れるのでオススメです。
povoおともだち紹介プログラム
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ご紹介コード M4NUVLMM
ESTAの登録
短期でアメリカに入国する場合は、ESTA(電子渡航認証システム)の登録が必要です。オンラインで簡単に申請できます。出発の少なくとも72時間前までに申請。

ESTAは、Official ESTA Application Websiteから申請を!日本語表示も可能。費用:21ドル。(代行だとだと手数料取られてしまいます。21ドル以上で表示される場合は仲介サイトの可能性!)
✅ ビザがある場合は申請不要
ビザを持っている場合、ESTAの申請は不要。ビザがあれば、ビザの条件に従って入国できます。
✅ 乗り継ぎ(トランジット)
他の国を経由する場合、その国の手続きが必要な場合もあります。
国際運転免許証の取得

国際運転免許証の有効期間は発行日から通常1年間です。
アメリカ長期滞在の場合、多くの州では現地の運転免許証への切り替えが必要です。
例えば、カリフォルニア州では州内に住み始めてから10日以内、ワシントン州では30日以内に現地免許の取得が必要。
滞在予定の州の規定を確認し、渡航後に適切な手続きを行いましょう。
運転する予定がある場合は、国際免許証を取得するか、アメリカで現地免許を取得する方法を確認します。
国際免許取得方法
各都道府県の運転免許センター、運転免許試験場、または指定警察署で行います。
- 申請資格: 日本の運転免許証を所持
- 申請場所
運転免許試験場や指定警察署で申請可能
・試験場:即日発行、1時間ほどで受け取りできました
・指定警察署:約2週間で発行、直接受け取り
✅各都道府県の警察署のページを確認 - 必要書類:
- 有効な日本の運転免許証
- パスポート(原本)
- 証明写真(縦4.5cm×横3.5cm、無帽、正面)
- 渡航を証明する書類(海外赴任証明書、留学証明書など)飛行機のチケットでもOKでした
- 手数料: 2,250円
- 有効期間: 発行日から1年間(更新制度なし)
✅発行日から1年間なので、渡航日近いときにに所得が良い。
国外運転免許証はジュネーブ条約締約国でのみ有効であり、日本の免許証が失効すると国外運転免許証も無効になります。
詳しい情報は各都道府県の免許センター公式ページをご覧ください。渡航先の国によって異なる場合があるので、事前に確認することをおすすめします!

運転免許の期限が駐在中に切れるので、免許センターにて国際免許の申請と免許の更新を同時に行いました!
・荷造り
航空会社によってスーツケースに数・重さの制限があるので、しっかり確認しましょう!
アメリカは国内線は預け荷物は追加料金がかかることがほとんどです。機内持ち込み用のスーツケースがあると便利ですよ!
🦊れっさーの英語の学び|入国準備に役立つ英語フレーズ3つ!

海外旅行の準備段階では、必要な手続きや物の準備に関する英語表現を覚えておくと便利です。入国準備の際に使えるフレーズを3つまとめました。
1. 「I need」で「〜が必要です」
“I need an international driver’s permit.”
(国際免許証が必要です。)
必要なものを伝える時に使います。旅行先で車を運転する予定があるなら、国際免許証を忘れずに。
2. 荷物がまとまらないイライラを表す
”I haven’t packed yet.”
(パッキングが進まない。)
have + 過去分詞(現在完了)「過去に始まったことが、今も続いている」や「今の結果につながっていること」を表すときに使います。
3. 「I’m looking forward to」は「楽しみにしている」
“I’m looking forward to going abroad!”
(海外が待ち遠しい!)
旅行前のワクワク感を伝える表現です。海外旅行が楽しみな気持ちを表現する時にぴったり。
最後に

駐在準備は計画的に進めることが大切です。
ビザやパスポートの確認は早めに
年金や役所の手続きは不安なら窓口に直接聞くが確実
どきどきとわくわくのまじる出発準備!
出発直前の手続きも漏れなく行い、現地での生活がスムーズにスタートできるよう準備を整えましょう。段階ごとにやるべきことをしっかりチェックし、焦らず準備を進めてくださいね。
とはいうものの、いつも出発当日のぎりぎりまで荷造りしている私です。
皆さんも海外生活にむけて忘れ物がないよう準備していきましょう!
質問があればコメントで教えて下さいね!
☟2025年4月からアメリカ入国・滞在変更点まとめ
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