英語が苦手でも大丈夫!
「患者さんに英語でどう声をかけたらいいの?」と悩む看護師さんへ。
今回は、診察で患者の主訴をスムーズに確認できる 5つのシンプルフレーズ を厳選しました!
どれも短く、すぐに使える表現なので、ぜひ覚えておきましょう。
☟症状ごとの重要な単語についての記事
この記事から分かること
・診察で使える英語フレーズ5選
・英語が苦手でもすぐ使える
痛みや発熱に関する重要フレーズをマスターしよう!
主訴に関する英単語で、痛みや発熱について学びましたが、実際に患者さんからその症状を確認するフレーズは必須です。
痛み(Pain)の確認

🔹 フレーズ:
“Where does it hurt?”
「痛みの様子を教えてください。」
🩺 患者との会話例:
➡ 痛みの種類、場所、強さを確認!
Can you describe your pain?でもOK
- Where(どこ) は場所を尋ねる疑問詞。
- does は三人称単数の現在形で使う助動詞(主語 “it” に対応)。
- hurt(痛む) は「痛みを感じる」動詞。
英語では “it” を主語にして「それ(痛み)はどこにありますか?」という表現をします。
海外でも痛みの評価はスケールを用いる 数値評価スケール(NRS: Numerical Rating Scale) 視覚的アナログスケール(VAS: Visual Analogue Scale) フェイススケール(Face Rating Scale) 0: No Hurts →痛みなし 2: Hurts Little Bit→少し痛む 4: Hurts Little More→もう少し痛む 6: Hurts Even More→さらに痛む 8: Hurts Whole lot→とても痛む 10: Hurts Worst→これまでで最も痛む |

発熱(Fever)の確認

🔹 フレーズ:
“Do you have a fever?”
「熱や悪寒はありますか?」
🩺 患者との会話例:
➡ 発熱の有無、温度、服薬状況を確認!
• Do は現在形の疑問文を作る助動詞。
• you(あなた) が主語。
• have(持つ) は「(症状が)ある」という意味。
「熱がある」を “I have a fever.” と言うので、その疑問形が “Do you have a fever?” になります。
呼吸(Breath)の確認

🔹 フレーズ:
“Are you having trouble breathing?”
「息苦しさはありますか?」
🩺 患者との会話例:
➡ 息苦しさ・咳の有無を確認し、迅速に対応!
息苦しさ:Shortness of breath も覚えておこう!
▶ Be動詞 + 主語 + 現在進行形
• Are は “you” に対応するBe動詞。
• having trouble ~ing は「~するのに困っている」の意味。
• breathing(呼吸すること) は動詞 “breathe” の動名詞形。
現在進行形 を使うと、今この瞬間の症状を聞くニュアンスになります。
吐き気(Nausea)やめまい(Dizziness)の確認

🔹 フレーズ:
“Nauseous or dizzy?”
「吐き気やめまいはありますか?」
🩺 患者との会話例:
➡ 症状の程度と原因の可能性を確認!
本来Are you feeling nauseous or dizzy? という形ですが、単語だけ並べても会話では自然に通じます!
▶ 短縮OK!
“Feeling sick?” でもOK!(広い意味で「気分が悪い?」と聞ける)
発疹(Rash)や腫れ(Swelling)の確認

🔹 フレーズ:
“Rash or swelling?”
「発疹や腫れはありますか?」
🩺 患者との会話例:
➡ 発疹の部位、症状の変化を確認!
省略せずにいう場合は、Do you have any rash or swelling?
まとめ|看護師が知っておくべき主訴の確認ポイント

現場で使えるフレーズを短く!
今回紹介したフレーズは 中学レベルの文法 で作れるものばかり。
✅ Where does it hurt?
✅ Do you have a fever?
✅ Are you having trouble breathing?
✅ Nauseous or dizzy?
✅ Rash or swelling?
長い文章は必要なし!単語だけでも伝わる
ジェスチャーを活用すると、さらにGood!
短縮フレーズを使えば、パッと聞き取ってもらえる!
英語対応に自信がなくても、この 5フレーズを覚えておけば、
診察時の患者対応がグッと楽になります!
現場で「使えそう!」と思ったら、ぜひ試してみてくださいね!
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