【看護師がアレルギー対応で使う医療英語】に焦点を当て、救急外来でも役立つ5つのフレーズを厳選しました。
シンプルで使いやすい表現を解説するので、ぜひ現場で活用してください!
☟今回使用する英単語の解説はこちらの記事
【マンガ】英語でアレルギー患者の対応
アレルギー患者の対応では、素早く正確に情報を聞き取ることが重要です。
✅ 患者が息苦しそうにしている…
✅ 喘息の既往があるが、吸入器を忘れた…
✅ エピペンが必要かもしれない…
このような状況に直面したら、英語でスムーズに対応できますか?
今回のマンガでは、救急外来でのアレルギー対応を 中学レベルの英語フレーズで学びます!
「医療英語は難しそう…」と思っている方も、ストーリーで楽しく覚えられますよ!
重要フレーズは文字が太くなっています!
☟音声ファイルはこちらです

重要フレーズの解説
流れはお分かりいただけましたか?
それでは重要フレーズの文法を解説していきます。
喘息はありますか?

① Do you have asthma?
意味:喘息はありますか?
読み方:ドゥユーハブ アズマ
✅ ポイント
喘息(asthma)はアレルギーと関連。
アナフィラキシーのリスク評価にも重要な質問。
“asthma”(喘息)は /ˈæzmə/ と発音し、“th” の音がなく「アズマ」のように聞こえます。
🔹文法ポイント
“Do you have ~?” =「~を持っていますか?」で、病気の有無を聞く定番表現。
Do you have your inhaler?
意味:吸入器は持っていますか?
読み方:ドゥユーハブユアインヘイラー?
“inhaler”(吸入器)は /ɪnˈheɪ.lɚ/ と発音し、
「インヘイラー」のように聞こえる。
💡 現場での使い方
患者の呼吸が苦しそうなとき、すぐに確認するためのフレーズ。
薬にアレルギーはありますか?

② Are you allergic to any medication?
意味:薬にアレルギーはありますか?
読み方:アーユーアラージックトゥエニィメディケーション?
✅ ポイント
アレルギー反応は重篤な症状を引き起こす可能性があるため、必ず確認したい質問。
“allergic”(アレルギーのある)は /əˈlɝː.dʒɪk/ と発音し、「アラージック」のように聞こえます。
🔹 文法ポイント
“Are you allergic to ~?” =「~にアレルギーがありますか?」
薬以外にも食べ物や花粉に対しても使える表現。
Do you have any allergies?でもOK
💡 現場での使い方
点滴や薬を投与する前に確認する重要な質問。救急外来では特に優先度が高い。
ワンステップ👣 【名詞と形容詞】 ✅ Allergy(名詞):「アレルギー」 • 具体的なアレルギーの種類を指すときに使う。 • 例文:I have a peanut allergy.(私はピーナッツアレルギーがあります。) ✅ Allergic(形容詞):「アレルギーのある」 • 「~に対してアレルギーがある」と表現するときに使う。 • 例文:I’m allergic to peanuts.(私はピーナッツにアレルギーがあります。) どちらも同じ意味ですが、“I’m allergic to ○○” の方が会話ではよく使われます! |
最後の食事はいつですか?

③ When was your last meal?
意味:最後の食事はいつでしたか?
読み方:ウェンワズユアラストミール?
✅ ポイント
手術や検査前、または薬の影響を考慮するために必要な質問。“meal”(食事)は /miːl/ と発音し、「ミール」に近い音。
🔹 文法ポイント
“When was ~?” =「~はいつでしたか?」の過去の出来事を尋ねる表現。
例文
When was your last visit to the hospital?(最後に病院に来たのはいつですか?)
💡 現場での使い方
緊急処置が必要なときや、麻酔を使う前に必ず確認するフレーズ。
エピペンを使います

④ We’ll use an EpiPen.
意味:エピペンを使います。
読み方:ウィル ユーズ アン エピペン
✅ ポイント
EpiPen(エピペン)は、アナフィラキシーなどの重篤なアレルギー反応に対する自己注射薬。
症状が急速に悪化する場合に迅速な対応が必要。
🔹 文法ポイント
“We’ll” は “We will” の短縮形で、「私たちは~する予定です」という意味。“use” は「使う」、”an EpiPen” は「エピペン一本」。
例文
We’ll give you an injection.(注射をしますね。)
give you an injection:give+人+もの「人にものを与える」→注射する
💡 現場での使い方
アナフィラキシーの症状が出ている患者に、すぐに治療が必要な場合に使うフレーズです。
気分はどうですか?

⑤ How do you feel now?
意味:今の気分はどうですか?
読み方:ハウドゥユーフィールナウ?
✅ ポイント
治療の効果や患者の状態を確認する基本フレーズ。
“feel”(感じる)は /fiːl/ と発音し、「フィール」と伸ばす音になる。
🔹 文法ポイント
“How do you feel ~?” =「どんな感じですか?」で、体調や感情を尋ねるときに使う表現。
例文
How do you feel after taking the medicine?(薬を飲んでどうですか?)
💡 現場での使い方
治療や処置の後、患者の状態を確認するときに役立つ。
まとめ

医療現場で役立つ英語フレーズを知っていると、いざという時にスムーズに対応できます。
✅ Do you have asthma?
✅ Are you allergic to any medication?
✅ When was your last meal?
✅ We’ll use an EpiPen.
✅ How do you feel now?
これらのフレーズは、患者の安全を守るために欠かせません。
今回紹介した表現を覚えておけば、緊急時のコミュニケーションがスムーズになります。
ぜひ明日からの患者対応に生かしてくださいね!
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