2024年12月に実際に訪れたニューヨーク5日間の観光モデルプラン前編をご紹介します。
前編:旅行計画・節約ポイント、空港からのアクセス、地下鉄・バスの乗り方など
後編:定番観光スポットに分かれています
おすすめのスポットや効率的な移動方法、ニューヨークならではの魅力を詰め込んだ体験談です。
ニューヨーク旅行計画中の方もぜひご覧ください。
今回は前編となります。
この記事から分かること
・ニューヨーク観光4泊5日モデルプラン
・旅行の計画&節約ポイント
・地下鉄&バス、空港からのアクセスについて
基本情報
ニューヨークはアメリカ最大の都市で、経済、文化、エンターテインメントの中心地。人口は約840万人以上で、アメリカの多様性を象徴する。
時差
標準時間: ニューヨークは日本マイナス14時間。
例: 日本が午後2時→ニューヨークは午前0時。
• 夏時間(デイライトセービングタイム): 夏時間中(3月第2日曜~11月第1日曜)は13時間遅れになります。
日本からの直行便の所要時間
所要時間は約12~14時間。
主要な空港(成田、羽田、関西国際空港)からニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)またはニューアーク・リバティ国際空港(EWR)への直行便が利用可能です。
4泊5日の観光モデル
れっさーの実際のスケジュールです。
オレンジの矢印→:地下鉄・バスによる移動
緑の矢印→:徒歩での移動
1日目:12月22日

2日目:12月23日

朝:ブルックリン橋散策 → カフェ
午後:グランドゼロ&9.11メモリアル見学 → 国連本部見学
夜:食事 → ロックフェラーセンターのライトアップ
3日目:12月24日

4日目:12月25日(クリスマス)
クリスマスは祝日で営業していない施設が多かったです

午前:フェリーで自由の女神 → セントパトリック教会でミサ
午後:ロックフェラーセンター見学 → ブライアントパーク
夜:ウルフギャングでステーキ→ スタバのバーでコーヒーカクテル
5日目:12月26日

このスケジュールで、ニューヨークの見どころをぎゅっとまとめました!

3日目の美術館、博物館のはしごは
いろいろ見れましたが疲労困憊でした
ニューヨーク旅行計画のポイント

・美術館が好きな方は長めに日程&時間を
・日曜日は教会でゴスペル鑑賞をぜひ!
・シティパスの活用
・地下鉄&バス「7日間乗り放題」を活用
行きたい場所をマップ上でお気に入り登録📍
位置的に近いところをまとめて日程をたてると効率的になります!
クリスマスは祝日でいろんな施設がお休みでした。
営業日も確認しながら計画を立てましょう!
節約のポイント
観光パスの利用
事前購入もでき、お得に観光できる。3種類のパスがある。毎回チケットを買う必要もなく、お得に観光できるんです。
当日そのまま入れる場所もあるが予約が必要な場合もあります。
これらのパスはセール販売されることも。
ニューヨーク・エクスプローラーパス(Explorer Pass)
特徴
• 選べる観光地数: 2~10か所の観光地を選べるパス。
• 有効期間: 購入から2年間有効。利用開始から60日間。
• 料金: 3つの観光地を選んで92〜400ドル(選ぶ観光地の数や年齢によって異なる)
対象のスポット・アクティビティは公式HPへ
ニューヨークシティパス(CityPASS)
特徴
• 選べる観光地数: 3・5・10か所の主要観光スポットがセットになったパス。
• 有効期間:初回利用から9日間。
• 料金: 約104~229ドル(観光地数によって異なる)
対象のスポットは
こちらからCityPASS® 公式HP
ニューヨークパス(New York Pass)
特徴
• 選べる観光地数: 100以上の観光スポットから選び放題。観光地、アトラクション、ツアーやオープントップ2階建てのバスにも乗れます。他のパスと異なり1日に好きなだけ何か所もおとずれることができるパス。
• 有効期間: 1日、2日、3日、5日、7日、10日などから選択
•料金: 1日券は$154〜、7日券は$379〜(プランによる)
対象のスポットはこちらからNew York Pass®公式HP
観光パス違いまとめ
パス名 | 選べる観光地数 | 料金(目安) | 有効期間 | 特徴 |
エクスプローラーパス | 3〜7箇所 | 約$79〜$199(選ぶ数による) | 60日 | 自由に選べる観光地、観光地が決まっていない場合に最適 |
シティパス | 3・5・10箇所 | 約$104~$229(大人) | 9日間 | 定番観光地を効率的に回れる、旅行計画が決まっている人向け |
ニューヨークパス | 100以上の観光地 | 約$154〜$399(プランによる) | 1〜10日間 | 複数の日数で多くの観光地を回れる、特に長期旅行向け |
あなたにおすすめの観光パス
ニューヨーク・エクスプローラーパス
柔軟性を重視する人におすすめ。行く場所の数だけ割引となるので観光地を自分のペースで選びたい場合に最適です。
ニューヨークシティパス
割引が半額近い。決まった観光地を確実に回りたい人に向いています。旅行プランが決まっていて、効率的に観光したい場合に便利です。
ニューヨークパス
行き放題のためたくさんの観光地を効率よく回りたい人、特に数日間アクティブに観光したい場合におすすめ。

お得なパスが3種類もある…
うれしいことですがどれを選べばいいかずっと迷い、個別で購入。
後編では定番観光スポットについてまとめているので、
観光パス選びにも活用してくださいね!
コンドミニアムに泊まる
ホテルよりも広くて設備の整ったコンドミニアム(短期レンタルマンション)は家族やグループ旅行におすすめ。調理器具やキッチン用品が備え付けられていることが多いです。ただし、内容は施設によって異なるため、事前に確認するのをおすすめします。
メリット
自炊が可能なので、外食を減らして節約できる。
長期滞在の場合、ホテルよりも割安になることが多い。
デメリット
マンハッタンのホテルより観光地から離れている場合が多い。
クイーンズやブルックリンなら比較的安い物件が多いです。地下鉄バスの7日間上限を活用すれば、交通費の負担も抑えられる。
地元のスーパーを利用
チップ文化もあり外食は高額になりがちなので、地元のスーパーマーケットを利用して食費を節約。
Trader Joe’s: 品質が高く、値段もお手頃。トートバックもお土産に人気!
Whole Foods Market: 健康志向の食品が豊富。
Fairway Market: 地元民にも人気のスーパーで、野菜やフルーツが新鮮。
Food Bazzer:大型スーパー。
外食の代わりに軽食を購入可能。
水や軽食を持ち歩くことで、観光中の小さな出費を抑えられます。

ホテルに電子レンジしかない方にはこちらをおすすめ!
日本の米よりぱらぱらとしていますが、電子レンジのみでお米がたべられます。
日本からふりかけやインスタント味噌汁があれば十分節約になります。
空港からダウンタウンへのアクセス
ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)から

1. エアトレイン+地下鉄の利用
エアトレインでJFK空港からジャマイカ駅(Jamaica Station)またはハワードビーチ駅(Howard Beach Station)へ移動し、そこから地下鉄に乗り換え。
所要時間:約1時間、料金:エアトレインが約$7.75
地下鉄が約$2.75です。
2. エアトレイン+ロングアイランドレイルロード(LIRR)の利用
エアトレインでジャマイカ駅まで行き、LIRR(鉄道)に乗り換えてペン・ステーション(Penn Station)まで移動。
所要時間:約30分
料金:エアトレイン約$7.75+LIRRが時間帯によって$7.75~$10.75
3. タクシーの利用
所要時間:40分程度、料金:マンハッタンへの料金は一律$70+高速道路通行料金や各種手数料合計で約$100となります。
4. UberやLyftなどの配車アプリ
所要時間:約40分
料金:UberやLyftの料金は需要や時間帯によって変動。JFK空港からマンハッタンまでの料金はタクシーと同程度、もしくはそれ以上になることが多い。

アプリで目的地登録支払いも完了するため、タクシーではなくUber・Lyftを比較し安い方で配車します。10ドルくらい違うときもあります。
注意点
2025年1月5日から、マンハッタンの60丁目以南に入る車両には新たな混雑料金が適用され、UberやLyftの利用者には1回の乗車につき$1.50の追加料金が課されることに。
ラガーディア空港(LGA)から
1. 公共交通機関の利用
ラガーディア空港から直接地下鉄は運行していませんが、バスを利用して地下鉄駅までアクセスできます。
所要時間:約1時間、料金:$2.75
・Q70 SBS(Select Bus Service)バス: 空港からジャクソンハイツ-ルーズベルトアベニュー駅(Jackson Heights-Roosevelt Avenue Station)まで運行しています。このバスは無料で利用でき、所要時間は約10分です。ルーズベルトアベニュー駅から地下鉄E、F、M、R、7線に乗り換えてマンハッタンへ向かいます。
2. Uber/Lyftの利用
所要時間:通常30分から60分程度
料金:マンハッタンまでの料金は、時間帯や需要によって変動。平均$50から$60程度。
3. Uberシャトルサービスの利用
Uberによるマンハッタンとラガーディア空港間を移動できるシャトルサービス。14人乗りのバンで、ポート・オーソリティ・バスターミナル、グランド・セントラル・ターミナル、ペン・ステーションなど主要な場所と空港を結ぶ。
料金:$18
運行時間は午前5時から午後10時45分までで、約30分ごとに運航。
Uberアプリから配車可能。
4. タクシーの利用
料金:$30から$38程度(高速料金とチップ除く)
所要時間:交通状況によりますが、30分から60分程度です。
4. UberやLyftなどの配車アプリ
地下鉄・バスのチケット購入方法
ニューヨークで地下鉄やバスを利用する際の切符や支払い方法について以下に詳しく説明します。
駅に入る時のみタッチが必要、駅から出るときにはタッチ不要
1. メトロカード(MetroCard)
メトロカードは地下鉄駅の自動券売機や窓口で購入可能です。初めて購入する際にはカード発行料として$1がかかります。支払い方法は以下の2種類があります。
・Pay-Per-Ride(都度支払い): 1回の乗車ごとに$2.90が引き落とされます。1枚のカードを4人まで共有でき、バスと地下鉄間の無料乗り換え(2時間以内)も適用されます。
・Unlimited Ride(乗り放題): 7日間または30日間の乗り放題パスが購入可能。観光で頻繁に利用する場合に便利です。
2. OMNY(One Metro New York)
・利用方法: タッチ決済対応のクレジットカード(Visa、Mastercardなど)やApple Pay、Google Payに登録したカードを改札にあるOMNYリーダーにかざすだけで支払い完了。
自分のクレジットカードやモバイル決済を持っていない・使いたくない人はOMNYカードも購入可能(日本で言えばSuica)。
購入できる場所:駅の券売機や一部の薬局やコンビニエンスストア。
料金:カード代として$5、チャージは最低$1必要。
・上限金額(ファリーディング): 同じカードやデバイスを使用している場合、1週間(月曜から日曜)で一定金額に達すると、それ以降の乗車が無料になります。登録やチャージは不要ですが、OMNYの公式サイトでアカウントを作成すれば利用履歴が確認可能。
3. 片道乗車券
地下鉄駅の券売機で片道乗車券($3.25)を購入できます。短期間の利用であれば便利ですが、メトロカードやOMNYを使った方がコストパフォーマンスが良いです。
4. バスでの支払い
バスではOMNYリーダーを使ってタッチ決済するか、メトロカードを挿入して支払います。現金の場合は正確な運賃($2.90)を用意(お釣りは出ません)。

れっさーはOMNYで日本の銀行のデビットカードを使用しました。
券売所を探す必要もなく、登録不要で自分のカードを使えるのは便利でした。
乗車時の注意点
基本的にgoogleマップで片手に行動していました。
地下鉄
1.路線番号と行き先の確認
地下鉄には路線番号(例えば、A、C、D線など)を確認
各駅や地下鉄内の看板、案内表示をよく見ることで、行き先を確認できます。

路線ごとに終点が異なるため、行き先の終点を確認することが大切。逆方向に乗らないよう注意が必要。
・**ダウンタウン(Downtown)**はマンハッタンの南方向(南端)を指し、南に向かう電車です。
・**アップタウン(Uptown)**はマンハッタンの北方向(北端)を指し、北に向かう電車です。
2.急行と各駅停車の違い
急行(express)と各駅停車(local)があります。急行は速く目的地に到達しますが、途中駅には停まりません。自分が利用する駅に急行が停車するか確認しておきましょう。
3.シフトの時間帯による変更
夜間や週末は運行時間帯が変更されることがあるため、その時間帯に合わせた確認を。
4.駅員さんへの確認
ただし乗り場によってはスタッフがいなこともあります。
駅で使える英語フレーズ
1. Excuse me, which platform is for [目的地]?
エクスキューズ ミー、ウィッチ プラットフォーム イズ フォー [目的地]?
(すみません、[目的地]行きはどのホームですか?)
2. Does this train go to [destination]?
ダズ ディス トレイン ゴー トゥ [目的地]?
(この電車は[目的地]に行きますか?)
バス
ニューヨークのバスは渋滞の影響を受けやすいので、予定よりも少し余裕を持って行動しましょう。
1.バス停の表示がわかりにくい場合がある
バスには番号が付いており、ルートが明確に決まっています。乗る前に、目的地がルート上に含まれているか確認。
バス停に明確な看板がないこともあります。バスの到着を確認しながら、Googleマップで位置を確認しておくと安心。
2.乗車時に事前準備を
バスに乗る際、現金を使う場合はお釣りが出ないので正確な金額を準備してください(通常$2.75)。また、メトロカードやOMNY(タッチ式決済)を使うのも便利です。
3.停車ボタンや黄色のコードで降車を知らせる
バス内では自分が降りるバス停の少し前で、横に伸びる黄色コードを引くか停車ボタンを押して降車リクエスト。アナウンスが流れた場合も油断せず、降車準備を。
4.後部ドアからの降車
混雑時は、前ドアからではなく後部ドアから降りるのが一般的。
5.運転手に聞いてもOK
わからないことがあれば、乗車時に運転手に行き先を確認するのも良い方法だが丁寧に対応されない場合も。
バスの行き先を確認したいときの英語フレーズ
1. Does this bus go to [目的地]?
ダズ ディス バス ゴォー トゥ [目的地]?
(このバスは[目的地]に行きますか?)
2. Which stop should I get off for [目的地]?
ウィッチ ストップ シュドゥ アイ ゲットオフ フォー[目的地]?
([目的地]に行くにはどのバス停で降りればいいですか?)
最後に

ニューヨークは歴史、文化、自然、食事すべてが詰まった街。クリスマス時期のニューヨークは特別感があり、一生の思い出になりました。
ニューヨーク旅行を計画中なら、このプランを参考にしてみてください!
おすすめスポットや体験談があれば、ぜひコメントへ(^^♪
後編では主要スポットの観光情報、チケット購入です。お楽しみに。
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